皆さんは食材の宅配サービス、利用されていますか?
私は最近、新型コロナウイルスの流行に伴い、外出を極力控える為にパルシステムの利用を開始しました。このような時期でもしっかりと毎週配達して下さることにただただ感謝です。

今回はそのパルシステムの出資金について紹介していきます。
パルシステムについて
パルシステムはパルシステム生活協同組合連合会が運営する生協の宅配サービスです。
一般的な生協はスーパー等に対抗する為、低価格戦略を取っていますが、パルシステムはそれらとは異なり、パルシステム独自の基準を持って添加物の少ない食品や低化学肥料の農産物等を提供することを目指しています。
また、小さなお子様がいる家庭向けにyumyumというブランドで離乳食食材を提供していたりと、安心して利用出来る食材を提供することを目指しています。


活動地域
活動地域は東京都と神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、福島、山梨、静岡、新潟の11都県となっています。
パルシステムのサービス
パルシステムは食品の宅配サービスを軸に以下のサービスも展開しています。
- パルシステム電機
- 共済・保険
- 住まいと暮らしに関するサービス(企画型住宅、中古住宅仲介等)
- 見守り安心サービス
- 各種相談窓口
- セカンドリーグ
詳しくはパルシステムのホームページを併せてご確認ください。住まいに関するサービス等、結構意外なサービスもやってますね。

パルシステムの運営、出資金について
パルシステムは普通の生協と同様に組合員からの出資金で商品の調達から設備の購入、維持等の事業を成り立たせています。
生協は、組合員一人ひとりが出し合った出資金で、商品の調達や設備・資材の購入などの運営をし、利用することで成り立っています。
生協を脱退(退会)する場合は、積み立て増資分も含めて返還いたします。
パルシステムホームページ
この出資金は加入時に出資するものと、利用開始後に任意で積み立てるものがあります。
いずれも退会する際にはそれまでに支払った出資金は払い戻しされます。
パルシステムの出資金を活用しましょう!
今回の記事ではこのパルシステムの出資金の活用方法を紹介します。
活用方法と言っても出資金を積み立てるだけなのですが、なぜ出資金の積み立てが良いのかを中心に解説していきます。
私も以前は出資金は加入の時に出すだけで、後は任意なら払わなくてもいいやと思っていましたが、色々と調べる内に気持ちが変わり、今では注文の度に3,000円の積立出資をしています。
退会した時には全額戻ってきます
まず私が着目した点は出資金が退会した時には積立分も含めて全額返ってくる点です。
しかも投資信託等の積立と異なり、これまで払った額がそのまま返ってくるので安心です。
生協の運営資金となるお金です。生協は、組合員一人ひとりが出し合った出資金で、商品の調達や設備・資材の購入などの運営をし、利用することで成り立っています。
生協を脱退(退会)する場合は、積み立て増資分も含めて返還いたします。
パルシステムホームページ
出資金には配当金が出ます
元本保証前提で積立てをするのであれば銀行に預金すれば良いんじゃないか?と思われる方もいらっしゃるかと思います。
確かに毎月一定の金額を銀行口座に預け入れすれば積立てることが出来ます。
ただ、ここで私が銀行預金ではなく、パルシステムの積立出資にした理由はずばり、
出資金には配当金が出るからです。
パルシステムでは現在、年1回の配当を出しています。
これは株式と同じように1年間の事業運営で出た利益を出資してくれている人(パルシステムでは組合員)に対して還元するというものです。
しかも配当率はパルシステム東京で直近で0.3%程度出ています。ちなみに、2015年にはなんと0.7%の配当金が出ていました。
銀行預金だと定期預金で0.002%とほぼ0%のようなものなので、0.3%の場合でも銀行に比べて150倍もの利息がもらえるようなものなのです。
参考までに以下にみずほ銀行の定期預金の利率を貼っておきます。

出資金はクレジットカード決済が出来る
さらにこの出資金の支払いにはクレジットカードが使えます!
実質クレジットカードを使って貯金をすることが出来るのです!クレジットカードのポイントも貯まるので、還元率1%のクレジットカードを利用している場合は出資金の配当率が0.3%だった場合、単純計算で1.3%得することになります。
銀行の預金利率と比べると650倍なので使わない手はないですね。
旅行好きの私としてはマイルを貯めながら貯金が出来るなんて嬉しい限りです!
リスクはないの?
出資金を利用する上では気にかけておかなければならない点は勿論あります。
それは万が一、パルシステムが破産してしまった場合のリスクです。パルシステムが破産してしまった場合は銀行等とことなり預け入れている資産に対する補償はないので、全額返ってこない可能性があります。
(破産するとはあまり思えないところはありますが)
心配な方はパルシステムの業績は公表されていますので、収益下がってきてまずそうだなと思ったら早々に減資(出資金を引き出す)すればいいんじゃないかな?と思います。

まとめ
パルシステムに関してはこれまで食品宅配サービスとしてしか利用していなかった方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
今回出資金の活用方法についてご紹介させていただきましたが、このように食品宅配サービス以外の使い方というのもあります。
また出資金はパルシステムの事業運営資金となりますので、利用者側の我々が出資金を払い続けることによって、パルシステムのサービス向上にも繋がっていくと考えています。
それはやがて利用者側に還元されることであり、出資金を活用することは利用者(出資者)にとっても、パルシステム側にとっても良いことなんだと思いました。
是非パルシステムを利用中の方は出資金の積立てをご検討いただき、まだパルシステムを利用していないという方はこの機会に利用を検討してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました!

