これから2017年9月に行ったシンガポール旅行の記事をアップしていこうと思うのですが、まずは計画編をアップします。
この旅行は私と妻2名分の航空券、ホテル代を全てポイントとクレジットカードの特典で賄いましたので、最初にこの記事をアップさせていただき、まずは皆さんにポイントと特典で「こんなこと出来るんだ!ということを知っていただきたいと思いました。
ちなみに、
基本としたポイントが当時はスターウッドグループのスターポイントでしたが、今はマリオットグループと合併してMarriott Bonvoyポイントになっていますので、今回はMarriott Bonvoyポイントに置き換えて紹介させていただきます。
今回のポイント旅行で必要なもの
最初に今回のポイント、特典で予約するのに必要なものを紹介します。
以下に列挙して、後で個別に紹介します。
■ポイント、特典予約に必要なもの
・Marriott Bonvoyアカウント
・ANAマイレージクラブアカウント
・SPGアメックスカード
上記3点が揃っていてMarriott Bonvoyのポイントが貯まっていればOKです!
それでは個別に紹介します。
Marriott Bonvoy
最初に紹介するのは「Marriott Bonvoy」です。今回のポイント旅行ではこちらのポイントが肝になります。
Marriott Bonvoyについて
そもそも「Marriott Bonvoy」とはアメリカの大手ホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」の会員プログラムです。

こちらの会員プログラムは2019年に新しく始動しました。「マリオット リワード」、「ザ・リッツ・カールトン・リワード」、「スターウッド プリファード ゲスト(SPG)」を統合する形で登場しました。
マリオットはリッツカールトン、セントレジス、エディション、マリオット、ウェスティン、シェラトン等のブランドをはじめとする30のブランド、世界131の国と地域に7,000を超えるホテル、リゾートを有する世界最大のホテルチェーンです。

Marriott Bonvoyポイント
Marriott BonvoyポイントはMarriott Bonvoyの会員がマリオット系列のホテルに宿泊したり、提携カードであるSPGアメックスカード(日本の場合。現在、アメリカ等ではMarriott Bonvoyカードになっています。)で買い物をするとポイントが貯まります。
このポイントを使ってマリオット系列のホテルに宿泊したり、航空会社のマイルにポイント交換することが出来ます。
Mrriott Bonvoyポイントの有効期限はポイント獲得から24ヶ月(2年)ですが、その間にポイントを獲得するか、使用するかすれば全てのポイントの有効期限がそこから2年間延びますので実質無期限でポイントを貯められます。
ANAマイレージクラブ
こちらについては説明の必要はないかと思いますが、日本の航空会社、ANAのマイレージプログラムです。
今回は私がANAのマイルを貯めてきていたのでANAにしましたが、既にJALでマイルを貯めているという方はJALでも全然OKです!

SPGアメックスカード
続いて3つ目は、私のブログでも度々ご紹介させていただいているSPGアメックスカードです。

SPGアメックスカードはAmericanExpressが発行する上記のMarriottBonvoyポイントの貯まるカードです。
元々はスターウッドグループのクレジットカードだったのですが、スターウッドがマリオットに買収されそのままMarriott Bonvoyのクレジットカードとなっています。
実はアメリカ等ではすでにSPGアメックスカードはMarriott Bonvoyアメックスカードになっており、日本のSPGアメックスカードもいずれはそのようになると思います。
こちらのカードは年会費を更新する毎に無料宿泊特典をいただくことが出来ます。今回はその特典も利用しました。
ポイント・特典で予約したもの
今回ポイント・特典で予約したものは以下です。
・ANAフライト(羽田→シンガポール、シンガポール→成田)エコノミー 2名分
→70,000マイル(1人当たりは35,000マイル)
・シェラトン・タワーズ・シンガポール 3泊分
→80,000ポイント(2泊分)+ 無料宿泊特典(1泊分)
・セントレジス・シンガポール 1泊分
→50,000ポイント(1泊分)
ANA航空券の取り方
今回はMarriott Bonvoyポイントを使ってANAの国際線特典航空券を手に入れました。
手続き手順は下記です。ポイント交換して予約するだけの単純な方法です。
1.Marriott BonvoyポイントをANAマイルに交換
Marriott Bonvoyポイント:180,000マイル → ANAマイル:75,000マイル
2.ANA国際線特典航空券を交換したマイルで予約
往復で70,000マイルです。
気付いている方は気付いていらっしゃるかもですが、MarriottBonvoyポイントは100円で3ポイント貯まりますので、180,000ポイントでANAマイルを75,000マイルゲット出来るということは100円=1ポイントの還元率に置き換えると60,000ポイントで75,000マイルをゲット出来ています。
これがMarriott Bonvoyポイントの良いところで、60,000ポイント(100円=1ポイント換算:20,000ポイント)をまとめて交換すると通常のマイル交換レートが3ポイント(100円)=1マイルのところが3ポイント(100円)=1.25マイルとマイル還元率1.25%の高還元率になります。
ANAゴールドカードの場合でも100円=1マイルの還元率ですので、いかに上記のレートがお得かおわかりいただけますでしょう。
今回は端数が出てしまいますが、勿論60,000ポイント単位でマイル交換しました!
ちなみに、Marriott Bonvoyポイントは40もの航空会社のマイルに交換することが出来、勿論JALマイルにも交換できます。(これがANAでもJALでもどっちでも大丈夫という理由です。)
どれぐらいのポイントが必要なのか
今回のこの旅行でどのぐらいのMarriott Boポイントが必要なのかですが、以下のようになります。
1.ANAマイル70,000マイル:60,000ポイント ※5,000マイル余ります。
2.シェラトン・タワーズ・シンガポール(2泊分):80,000ポイント
3.シェラトン・タワーズ・シンガポール(1泊分):無料宿泊特典=0ポイント
4.セントレジス・シンガポール:50,000ポイント
合計:190,000ポイント
190,000ポイントと聞くととんでもないポイント数だと思いますが、SPGアメックスカードを活用すれば、決して手の届かないポイント数ではないです。
→【SPGアメックスカード】36,000ポイントがもらえる入会キャンペーンページ
残りは154,000ポイントですが、100円=3ポイントでこれを貯める場合の金額は約515万円です。
これもまた大金のように思われるかもしれませんが、普段の買い物から家賃、公共料金の支払いまでクレジットカード決済出来るものはなんでもSPGアメックスカードで決済すれば、それなりの金額になります。
1ヶ月15万円をカード決済すると仮定すると、約2.8年で貯めることが出来ます。
また上でも紹介させていただきましたが、Marriott Bonvoyポイントはポイントを獲得している限り実質有効期限はありませんので、決済額が少ない人でもゆっくりポイントを貯められます。
まとめ
今回はポイント、無料宿泊特典を活用した旅行計画の仕方を紹介させていただきました。
普段の生活で発生する支払いを全てカード決済にすることで一つひとつの決済で貯まるポイントは少ないかもしれませんが、それが積み重なることでこのように無料で航空券を取れて、無料で高級ホテルに宿泊できる旅行を計画することができます。
航空券代とホテル代を節約できるので、その分現地で贅沢するのもいいですし、現地でも節約して格安で旅行をするというのもいいです。
必要なことはただ、支払いのときにクレジットカード決済をすることを意識するだけです。
それをするか、しないかで将来の自分に贅沢をあげることが出来るか出来ないかが変わってきます。毎日の小さな積み重ねで、一生の思い出を作れる旅をより豊かなものにすることが出来ます。
皆さんもこれを機会に将来の旅に向けてポイント生活をはじめてみてはいかがでしょうか?
このブログではこれからもこのようなお得情報も随時発信していければと思いますので、定期的にチェックしていただけると嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうごじました!
