皆さんこんにちは!
本日は三菱UFJカードでセブンイレブン、ローソンで5.5%還元のサービスが開始されることに伴い、既にコンビニとマックで5%還元のサービスを展開している三井住友カードNLと比べてどちらがおすすめかを解説していきます。
この記事の内容はYouTubeでも解説していますので、併せてご視聴いただけると嬉しいです。
三菱UFJカード コンビニ5.5%還元サービス開始
三菱UFJカードで2022年7月から、セブンイレブン、ローソンで5.5%還元のサービスが開始されます。

さらに期間限定で2022年7月1日から9月30日までの3ヶ月は10%還元となります。

三井住友カードNLでは既にセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドで5%還元のサービスが提供されており、5.5%還元という三井住友カードを微妙に上回る還元率からも三井住友カードへの対抗心が表れています。

そこで今回は利率だけを見れば三菱UFJカードの方が良いですが、実際はどちらの方がいいのか?について見ていきたいと思います。
三菱UFJカード 5.5%還元サービス概要
まずは三菱UFJカードの5.5%還元のサービス内容について解説していきます。
5.5%還元のサービス内容は以下の通りです。
ポイントのつき方ですが、基本ポイントが月間利用金額合計1,000円につき1ポイント、スペシャルポイントは月間利用金額合計1,000円につき10ポイントとなります。

三井住友カードとの比較
それではここから三井住友カードNLとの比較をしていきます。
対象加盟店
まずは5%還元、5.5%還元の対象加盟店に付いてです。
三井住友カードNLはセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドですが、三菱UFJカードはセブンイレブン、ローソンなので対象加盟店の数では三井住友カードNLの方が多いです。

ポイント付与単位
ポイント付与単位ですが、三井住友カードNLは200円毎なのに対して、三菱UFJカードは1,000円毎となります。どちらも月間の利用金額合計に対してポイントが付与されるので、付与単位が小さい三井住友カードの方が取りこぼしが少なくなります。

ポイント価値
続いてポイント価値についてキャッシュバック(カード利用金額への充当)で比較をすると三井住友カードNLは1pt=1円ですが、三菱UFJカードは1pt=4円となっています。

これは一見すると三菱UFJカードの方が高く見えますが、中身をしっかり見ていく必要があります。
例えばローソンで1,000円の買い物をした場合、三井住友カードNLでは50ptを獲得出来て、50円相当の価値を出すことができる一方で、三菱UFJカードは11ptを獲得出来て44円の価値となります。
つまり、三井住友カードNLの方が実質の還元額が大きくなります。

その理由をもう少し細かく見ていくと、先ほどのポイントのつき方にあります。
三菱UFJカードは基本の還元率が0.1%と低く、そこに1%のスペシャルポイントが加算されて元のポイントとしては1.1%還元となります。5.5%還元というのはこの還元された1.1%のポイントを1ポイント5円相当のものに交換した場合になる5.5%還元ということです。

しかし、1ポイント5円相当になるものはビックポイントとベルメゾン・ポイントのみで、キャッシュバックでは1ポイント4円相当なので、還元率は5.5%にならず、4.4%になります。

最低利用可能ポイント
最低の利用可能ポイントは三井住友カードNLが1pt、対する三菱UFJカードは200ptとなっています。

ポイント交換単位
ポイント交換単位についても三井住友カードNLが1ptなのに対して、三菱UFJカードは100ptとなります。

三井住友カードNLの方が少ないポイント数から利用でき、ポイント交換単位についても少ない単位で交換することができるので、使い勝手が良い。
年会費
年会費についても三井住友カードが無条件で永年無料なのに対して、三菱UFJカードは初年度は無条件で無料で、2年目以降は1度でも利用があれば無料ですが、そうでない場合は税込1,375円の年会費が発生します。
そのため、年会費についても三井住友カードNLの方がメリットがあります。

まとめ
今回のケースで言うと案内されている還元率だけを三菱UFJカードの方が良いように見えますが、ポイントの実質的な価値や還元率までを考えると、三井住友カードNLの方がおすすめです。

と言うことで本日は三菱UFJカードでセブンイレブン、ローソンでの5.5%還元のサービス開始が発表されましたので、三井住友カードNLとの比較をしてきました。
結論としては三井住友カードNLの方がおすすめということになります。
今回のケースでは見かけの還元率では三菱UFJカードの方が0.5%良いものの、ポイントの価値や使い勝手まで含めると三井住友カードNLの方が良いという結果になりましたので、今後のカード選びでは今回同様にポイント価値や使い勝手まで含めてカードを選んでいかれることをおすすめします。
このブログではこのようにクレジットカードに関する情報を今後も発信していきますので引き続きチェックいただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!